この記事では、出産予定日を超過しても産まれる気配なし、不安を抱えながらもウォーキングや運動などに取り組み、5日後促進剤なしの安産となった、わたしの体験談を紹介します。
予定日を過ぎると、いつ生まれるのか不安になりますよね。
予定日超過、いつまで続くんだろう…
産まれる気配がまったくない! 子宮口も全然開かない…
周りに「まだ?」て聞かれてイライラ!
予定日をすぎると、胎動が激しくなるってホント?
いろいろと考えてしまいますよね。
妊婦さんへの施術経験が多い鍼灸師の施術を受けたり、プロのアドバイス通りにたくさん歩いたり。
さまざまなことしました。
そして、無事に計画入院予定の2日前、予定日を5日過ぎた朝に陣痛が来て、促進剤を全く使わず、その日のうちに出産することができました。
わたしの、産まれる気配がまったくなかった予定日超過の体験談と、やったことをすべて紹介しますね。
少しでも、予定日超過で焦る人のお役に立てるとうれしいです!
また、記事の最後で、陣痛や産後1か月検診のときにすごく役立つタクシー配車アプリ&5,000円分のタクシークーポンがもらえるワザについても紹介しています。
先に5,000円分のタクシークーポンを手に入れたい人はこちら(記事内で紹介しているところにジャンプします)
予定日超過しても産まれる気配なし! いつまで大丈夫?
予定日超過とは、出産予定日(40週0日)を過ぎることです。
妊娠37週~41週までの5週間は、正期産といい赤ちゃんの体の各機能が十分に成熟している、この正期産に産まれるのが望ましいとされています。
しかし最近は、正期産の中でも満期についての考え方が、変わってきているようです。
妊娠39週から40週で産まれた新生児の状態が良く、新生児死亡の率が少ないことから、妊娠39週0日から40週6日までが本当の満期と考えるようになってきました。
実際には、37週、38週、41週で生まれると、39週、40週で産まれるよりも、保育器に入ったり、一時的な酸素投与、新生児の点滴、保育器に入る頻度が多少高くなる。といった違いです。
その結果、妊娠41週を過ぎて陣痛が始まらない場合、何らかの医学的な処置が検討されるようになり、42週になる前に分娩を終わらせるようになってきました。
40%の妊婦さんが、予定日超過している!
さらに、40%以上の妊婦さんが、予定日を超過して出産しているとのデータがあります。
湘南鎌倉総合病院が発表したデータです。
一番お産が起きていたのは、やはり出産予定日でした。しかし数は99件で、全体から見るとわずか6.3%に過ぎません。ドキドキしながら待っている出産予定日ですが、当日に生まれる人は20人に1人くらいですね。
(中略)
37週の出産率……3.7%
38週の出産率……12.5%
39週の出産率……30.8%
40週の出産率……34.9%
41週の出産率……18.1%
半数近くが、40週・41週に出産しています。
とはいえ、予定日を過ぎたその日から、1~2週間以内に陣痛がくるか、計画入院になるか、カウントダウンが始まるような感覚になってしまう気持ちもよく分かります。
わたしも、「どうしたら自然に陣痛が来るのか」を、予定日直前からすごく調べ始めましたから。
その体験談を、詳しく紹介していきますね。
予定日超過すると、胎動激しい?
ちなみに、予定日超過だと、胎動が激しい、と聞いたことがありますが、わたしの場合、胎動が今まで以上に激しくなることはありませんでした。
弱まることもなく、いつも通りの胎動でした。
これは個人差があるみたいなので、激しい胎動が出産の兆候とは限らないようです。
わたしの、予定日超過の体験談。やった運動・過ごし方全部!
37週〜39週の過ごし方
ひどいつわりを乗り越え産休に入り、里帰りもして無事に正期産に突入してほっとした37週。
体力づくりのためと産まれるまでの自由時間を楽しもうと、毎日のように外出し、カフェや外食を楽しみ、美術館や観光地もめぐっていました。
不思議なことに、臨月が妊娠期間の中で1番体が楽で、何時間歩いても疲れなかったです。
それだけよく歩いていても、39週に入っても、前駆陣痛すらなし。産まれる気配がまったくありませんでした!
まずは、陣痛を呼び込むというジンクスがある焼肉を食べに行きました。
特にタンがとってもおいしい焼肉屋さんは、あまりに美味しすぎて、1週間に3回も行ってしまいました(笑)。
出産前に、思う存分おいしい焼肉を食べられた事は、今思えば良かったです(笑)。
陣痛を呼び込むとウワサの、オロナミンCも飲んでみました。
はい、ききませんでした。
そしてついに予定日になってしまいました。
予定日当日・おしるしも全くなし
予定日の診察で内診してもらうと、子宮口は指1本くらいとのことでした。
と先生に言われました。
今まで以上に、予定日超過についてネットでリサーチ。
そこで、予定日超過に効く施術を行っている鍼灸院を見つけました。
電話をして、即、翌日の予約を取りました。
超過1日目:予定日超過に効く鍼灸院へ
鍼灸院では、同じく妊娠中の女性の先生が、優しく説明しながら施術をしてくれました。
私のお腹を触って、先生が一言。
ショックを受けました…。
子供を下へおろすツボがあるという肩を中心に、数本の鍼を打ってもらいました。
さした鍼に電気を流す電気鍼の治療だと効果がより高まるそうですが、さすがにそれはちょっと怖くて遠慮しました。
「続けてやればやるほど効果がある」と言われ、翌日も予約。
ウォーキングも欠かさず、1時間歩いて帰宅しました。
超過2日目:お灸に、バス乗り&ウォーキング
再び鍼灸院へ。
髪の毛くらいの細ーい鍼ですが、地味に痛いんですよね…。
この時はお灸もしてもらいました。
ほんのり暖かくて気持ちが良かったです!
お灸は、予定日超過に関わらず、妊婦は三陰交のツボを温めるのによいと言われています。
お灸以外に、先生に、
とアドバイスをもらいました。
施術後は、空いている市内バスを見かけては夫と乗り込み、一番後ろの席に陣取っては歩き回りました(笑)。
超過3日目:ハイキングへ
この日も、前駆陣痛の気配やおしるしもなし。
ただ歩くだけ足りないと思い、夫とハイキングに出かけました!
上り坂も多い山道で、ちょっとした登山(笑)。
小さな神社を見つけ、「陣痛が早く来ますように」とお願いしました。
往復で3時間程度の、まあまあ疲れるハイキングでしたが、結局この日も陣痛は来ず。
超過4日目:診察で計画入院が決定。別の鍼灸院のアドバイス実行!
予定日を過ぎると週に2回診察があるんです。
午前中、病院へ診察に行きました。NSTは問題なく、赤ちゃんは元気。
それでも内診で、子宮口は前回とほぼ変わらず指1本ぐらいと言われ、呆然としました。
「昨日、ハイキングしたのに…」と思わずつぶやいたら、院長先生に
と言われてしまいました。
入院の資料を渡され、3日後に計画入院することが決まってしまいました…。
最後にまだ何か、できることはないか??
実は、もう一つ気になっている予定日超過に効くとウワサの鍼灸院があったんです。
でもそこは、片道2時間近くかかる場所にありました。
病院から1時間以上遠い場所には行かないようにと言われていたので、無理だと思っていました。
しかし、もうここまできたら、最後の頼みの綱です。
2時間電車に乗って陣痛が来ても、初産だからすぐ産まれたりはしないだろう、むしろ陣痛が来てくれるならありがたいくらいだ!と思って予約の電話をしました。
すると、女性の鍼灸師さんが詳しく話を聞いてくれて、翌日すぐ施術をしてくれることになりました。
そして、翌日の施術までに、次のことを試すようにアドバイスをくれました。
- 自宅や百貨店の階段をひたすら下りる。下りる動作が重要だから、上りはエレベーターなどでOK
- 部屋の中を四つん這いで歩く
- 和式トイレに座るように座る。バランスボールの上でやっても良い。
- ホットタオルやお灸で、三陰交のツボをしっかり温める
- お風呂にゆっくり入って体を温める
そして、何よりもリラックスすること、焦らないことが1番大事だと言われました。
それが1番難しい…!
とにかく言われた事は全てやろうと、そのまますぐ百貨店へ行き、階段を最上階から地下1階までひたすら降り続けました。
夫と一緒に、4往復はしたかもしれません。
その後、大股で街をぐるぐる歩きまわり、カフェに入ってケーキを食べて一休み。
春なのに、真夏のように暑い日でした。
おうちに帰ったら体を温めたり、気をつけながらバランスボールにがに股で座ったり、四つん這いで歩きまわったり、とにかく言われたことを全部やりました。
やっているうちに、「ここまできたらもうどうにでもなれ。焦っても仕方ない!!」と開き直ってきました。
出産当日:早朝から陣痛が! 夕方に出産
朝4時過ぎにぼんやりと目が覚めました。
夢うつつでなんとなくお腹が痛いような気がしたけど、今までも、陣痛を期待するあまり、架空のお腹の痛みを早朝に経験していたので、気にしないようにしました。
でも、どうも今までと違う。
6時になると、その痛みは10分間隔になっていました。
冷静に、部屋の片付けをし、入院準備の荷物をチェック。
起きてきた夫に「陣痛が来た気がする」と言って、6時半ごろ、二人で病院へ向かいました!
すぐに、NSTの機械をつけて内診。
すると、看護師さんから「昨日の内診のときと、ほぼ子宮口の開き具合は変わらないね。陣痛もまだ本陣痛じゃないから、一旦帰ることになると思う」と言われました。
でも心のどこかで、「本当にそうかな…?」と言う気持ちがありました。
とりあえず、もう少しだけNSTをつけたまま様子を見ることに。
すると、明らかに陣痛が強くなってきて、NSTのグラフがマックスまで大きくなっていました。
それを見た看護師さんが「あれ、本陣痛きたね!」と。
内診すると子宮口がなんと一気に3センチに!
結局そのまま入院となり、1度も陣痛が遠のくことなく、促進剤も使うことなく、無痛分娩で元気な男の子を出産することができました!
無痛分娩についての記事はこちら。

結局行くことはできなかったけど、アドバイスをくださった顔も見知らぬ鍼灸院の方に感謝です!!!
予定日超過からの自然な陣痛・促進剤なしの安産に成功!効果があったと思うこと
1番効いたのは、鍼灸師さんの「焦らず、気負わず、リラックスする」というアドバイスだったと思います。
実はわたし、臨月に入る頃から、陣痛がとても怖かったんです。
どれくらいの痛みなんだろう?
指を切断する痛みより怖いって聞くしなぁ…
それが下手したら何日も続くなんて、想像できない…!
今思えば、このような怖さが、陣痛を遠ざけていたと思います。
2時間半のスピード安産だった友達に、「安産のコツは、とにかく痛みを受け入れること」と言われていたのですが、その意味が、予定日を超過してからわかったような気がしました。
それまでは、早く我が子に会いたいと思いながらも、心の奥底では、どうしても陣痛の恐怖が拭えずにいました。
計画入院寸前まできて、とにかくもう痛くても何でもいいから、心底陣痛がきてほしい!と、痛みを受け入れる覚悟ができたから、心が落ち着き、陣痛を呼び込んだように感じます。
今、予定日超過で焦っている人はまず!「もう、なるようにしかならない。どっちにしろ、我が子にもうすぐ会えるんだから」と開き直ってみてください。
なんなら、「産まれるまでの自由時間が増えた!」と思って、産休中にやるといいことを改めてやってみるくらい、開き直るといいのではないでしょうか(笑)。

そのうえで、他に効果的だったと思うことは、
- 階段をひたすら下り続ける(上りはエレベーターなどで楽して)
- 鍼灸院に行ってみる(「安産ネットワーク」で検索すると、予定日超過施術をしてくれる鍼灸院が分かります。必ず、妊婦さん施術経験豊富なところで!)
- ウォーキングは、大股&スピード早めで
- 三陰交のツボなど、お灸やホットタオルで温める。冷えると、せっかくきた陣痛が遠のくことも!
です。
特に、三陰交のツボをお灸で温めるのはとても良いです。
妊婦さん専用の鍼灸アロママッサージサロン「天使のたまご」代表(妊婦ケアのプロ!)の藤原亜季さんも、以下のようにおっしゃっています。
予定日を過ぎたり、微弱陣痛など陣痛が弱いときに三陰交を刺激することで陣痛を促す働きが期待できます。
指圧よりも手でさすったり、お灸などで温めたりすることをおすすめします。
わたしにとってもお灸は、じんわり温かくて気持ちいい~というリラックス効果もありました(^^)
わたしのように「もう、やれることは全部やりたい!」と思っている妊婦さんにおすすめです。
妊婦さんにオススメのタクシー配車アプリと5,000円分のクーポンをゲットする方法
また、予定日超過だと、いつ陣痛がきてもおかしくありません。
いつでもタクシーを呼べるように、タクシー配車アプリ「GO」をダウンロードしておくのがオススメです。
今なら、紹介コードの入力と登録で2,000円+さらにタクシー乗車すると3,000円、合計5,000円ものタクシークーポンがもらえます!
- GOアプリダウンロード&招待コード【mf-c8k9jp】の入力と登録で2,000円分のクーポンがもらえる
- さらに、登録後初めて「GO」でタクシー乗車した後、数日後にさらに3,000円分のクーポンがもらえる
- 地図上でタクシーの位置&あと何分で到着するかがリアルタイムで分かるので、緊急時も助かる
- 目的地までの大体の料金を、事前に調べることができる
- 迎車料金は0~420円だけど、タクシー会社を選べるので迎車料金を低く抑えることもできる
- 陣痛タクシーは必ず空いてるとは限らないので、タクシーの配車手段が増える
- ネット決済で、降りるときに支払いしなくていいので、すぐ病院に入れる

産後も、退院時や1か月検診などでタクシーを使う機会もあると思うので、出産前の今のうちにクーポンをゲットしておいてください。
実は、5,000円ものクーポンがもらえるのは期間限定で、キャンペーンが終わったら2,000円分のクーポンしかもらえないので、早めに登録しておくほうがトクします。