保険って、種類も多いし、どの会社のどんな保険に入ればいいか、さっぱりわからないですよね…。
そこで、ほぼ知識がない状態で、保険の無料相談に申し込んでみたんです。
するとプロのファイナンシャルプランナー(FP)が、1対1で初心者にも分かりやすいように丁寧に説明してくれて、一気に「保険の意味」「自分に必要な保険」「保険の選択肢」「具体的な保険プラン」を理解できたんです!
無料相談の良さに気づいたわたしは、2社目・3社目の無料保険相談も利用してみました。
すると、1社目の保険相談で知識がついたから、より進んだ話ができ、保険に限らず、投資やiDeco、NISAのアドバイス、さらには節税対策まで!アドバイスしてもらうことができたのです!
人生で超重要なマネー知識を、無料でこんなに家庭教師してもらえるなんて…!
無料の保険相談を受けるほど、知識もつくし、自分に本当に必要な保険、さらには将来のマネー戦略まで見えてくると実感しています。
もちろん、無料の保険相談の報酬のカラクリを理解したうえで、そう思っています。
無料相談で提案された保険は、絶対加入しないといけないわけではありませんし、勧誘を警戒する人が増えたからか強引な勧誘もありません(少なくともわたしは経験していない)。
無料保険相談の仕組み(カラクリ)、無料保険相談を複数回受けるメリット、勧誘は本当にないのか、わたしの無料保険相談の詳しい体験談をお伝えします!
無料の保険相談は怪しい? カラクリは?
無料の保険相談は、お金のプロにみっちり2時間程度、個別に保険の相談にのってもらえるサービスです。
特定の保険会社の営業マンではなく、ファイナンシャルプランナー(FP/お金の専門家)が来てくれることが多く、様々な保険会社のプランの中からおすすめを提案してもらえます。
そう思う方にまず、無料の保険相談が、なぜ無料なのか説明します。
「もうカラクリ知ってるよ~」という方は、こちらをクリックして次の章へどうぞ!
無料の保険相談で、相談した人がファイナンシャルプランナーや会社にお金を払うことは、一切ありません。
相談者が、ファイナンシャルプランナーに勧められた保険に加入すると、その保険会社からファイナンシャルプランナーと仲介会社に報酬が支払われるのです。
無料保険相談の勧誘はしつこい? 実際どうだったか?
もし相談者が保険に加入しないと、ファイナンシャルプランナーも仲介会社も報酬を得ることができません。
そのため、「勧誘がしつこいのでは?」「本当に自分たちに合う保険ではなく、ファイナンシャルプランナーや仲介会社に都合の良い保険を勧められるのでは?」心配する人もいるかもしれません。
その理由は、以下の2つだと考えます。
- 強引な勧誘を警戒する人が増えたため、会社側が評判を維持するため強引な勧誘に厳しくなった
- ファイナンシャルプランナーは、保険の無料相談を窓口に、今後長く付き合っていける顧客開拓も視野にいれており、信頼を得られる提案を心がけるから
①に関しては、保険無料相談のほとんどの会社が、公式HPで「強引な勧誘はしません」とうたっています。
今はSNSなどで、すぐに評判が広まってしまいますし、少しでも勧誘が激しいという会社には、絶対に相談したくないですもんね…。
モニター調査で強引な勧誘がなかったか調査したり、イエローカード制を導入してペナルティを課すなど、具体的に示している会社もあります!
②については、相談を重ねるうちに気づきました。
派遣されるファイナンシャルプランナーさんは、仲介会社の社員ではなく、独立していたり、他の会社の社員です。
仲介会社に委託されて、無料相談を行っているというわけです。
そのため、保険の契約さえ取れればいいのではなく、保険の無料相談をきっかけに、その後の資産運用やお金の相談相手として信頼されることも目的にしている、つまり自分の「新規顧客開拓」も兼ねているように感じました。
今後をみすえて相手の信頼を得るために「本当に相手にとって有益な保険プランを提案する」「保険以外にも、相手にとって有益なお金の情報を提供する」というわけです。
無料相談のファイナンシャルプランナーすべてが、これにあてはまるわけではないかもしれませんが、保険会社の営業マンだったらこれはありえないことです。
ファイナンシャルプランナーは、保険会社や仲介会社の社員よりも「より中立的な立場」で相談に乗ってくれるのです。
無料保険相談を複数回受けるメリット4つ
①1対1で、お金のプロから説明を受け、好きなだけ質問できる
一番のメリットは、ファイナンシャルプランナーの資格を持つお金のプロを独占して、思う存分質問できることです。
例えば、保険の本を読んでも「よくわからない…」ということはありませんか?
しかし、無料相談なら、ファイナンシャルプランナーに何でも質問できるから、効率的にどんどん知識を身に着けていくことができるんです。
わたしも、第1回目の無料面談は、ほとんど保険の知識がないままのぞみました。
でも2時間強の面談が終わるころには、自分が入るべき保険の方向性や、今後どのような行動をしたらいいかが、はっきり見えました。
それくらい、濃密で様々なことが学べたんです。
みっちり2時間、お金の家庭教師の授業を受けられる。
そんな感覚です。
②本当に自分に合う保険が見えてくる
保険がよく分からない人ほど、マネー初心者ほど、保険の無料相談を複数回受けるべきです。
なぜなら、たった1人のファイナンシャルプランナーの意見だけでは、どれだけその人の話に納得したとしても、まだ他に知らないこと、もっと自分に合うプランがあるかもしれないからです。
複数人に率直に疑問をぶつけて、徹底的に納得するまで話を聞いてみましょう。
「なぜこの保険が我が家に必要だと思うんですか?」
「もっと安い保険料のところはないですか?」
「なぜこの会社をオススメするんですか?」
もし、これらの質問に答えられないなら、その人の提案する保険は買うべきではないと分かります。
「他社のファイナンシャルプランナーには、この保険を提案されたんですが、どう思いますか?」と聞いてみるのもいいかもしれません。
保険面談を重ねてブラッシュアップすることで、本当に自分に合う保険が見えてきます。
③お金の知識や相手を見抜く力が身につく
これは、面談を重ねるほど、わたしも実感しました。
確実に、保険とお金の知識が積みあがっていくので、誰が一番信頼できることを言っていたか見えてくるのです。
という風に、分かってくるんです(初心者のわたしでも!笑)。
また、回を追うごとに、話のレベルをあげていくことができます。
わたしの場合、無料相談の1回目は「生命保険と医療保険の違いって何ですか?」レベルからのスタートでした(笑)。
でも2回目は「生命保険は〇〇タイプに決めているんです。医療保険はがん特約と先進医療特約でが必要なのか迷っていて…」という具体的な話からスタートできました。
3回目は「子どもの学資や老後のお金って、保険より投資で備えるほうがいいんでしょうか?」と
投資の話まで広がり、マネー戦略のひとつの手段として、もっと広い視野で保険を考えることができました。
④保険以外に、今後もお金の相談をしたいと思える人に出会える可能性がある
人生のマネープランにおいて重要なのは、保険だけではありません。
貯蓄、投資、税金対策、年金…。総合的に人生のマネー戦略をたてないといけません。
しかし、独学では、得られる情報も限られたものになってしまいます。
無料相談で出会ったファイナンシャルプランナーさんに聞いたのですが、イギリスの家庭ではお金の相談をなんでもできる「お金の相談相手」がいるそうで
す。
例えば、証券会社に投資信託の銘柄を提案されるとき、隣にはその相談相手がいて、自分たちの立場にたって、証券会社に質問したり、アドバイスをくれたりするのだそうです。
日本では、富裕層以外、そのような相談相手はなかなかいませんよね。
でも、一般家庭でも、ファイナンシャルプランナーが、頼もしいお金の相談相手になってくれたりするわけです。
ファイナンシャルプランナーに払う報酬以上に、利益を得ることができるなら、お願いする価値は十分にあります!
保険の無料相談は、将来にわたって相談していきたいファイナンシャルプランナーさんに出会える可能性があるのです。
わたしの無料の保険相談、リアル体験談!
1社目:ぴったりの保険を見つけた!【生命保険】
初めて無料の保険相談を受けたのは、子どもが産まれてからでした。
そう思って、保険の本を読んだのですが、専門用語が多くていまいち理解できませんでした…。
ただ「生命保険は掛け捨てで、できるだけ保険料が安いものがいい」という漠然とした方向性だけあり、医療保険、がん保険、学資は保険と投資のどちらがいいかなどはほぼ知識ゼロで、無料面談を申し込むことにしました。
事前に担当のファイナンシャルプランナーから電話があり、方向性と相談したい内容を伝えました。
当日は、それをふまえてオススメの保険のパンフレットをいくつか持ってきてくれました。
しかし、収穫は、厳選された保険パンフレットではなく、ファイナンシャルプランナーとの会話にありました。
話していくうちに
というアドバイスをしてくれたのです。
そこで、相談後に育休中の会社に連絡をとり、公的な健康保険や遺族年金について、詳しく調べました。
- 自分が死んだ場合、夫と子供に出る厚生年金と遺族年金
- 夫(自営業)が死んだ場合、私と子どもに出る遺族年金
- 私と夫が同時に死んだ場合、子どもに出る厚生年金と遺族年金
これを詳しく計算して、夫とわたし、それぞれが死亡した場合に必要な生命保険の金額が分かりました。
さらに、自分の会社に「グループ生命保険」があることも判明。
ファイナンシャルプランナーに「掛け捨ての生命保険なら、最安でどこも保険料は3000円程度」と聞いていたけど、グループ保険ならなんと1000円程度!
さらに、死亡した組合員が少ない年は還付金が出て、払った保険料の半額のお金が返ってくることも!
「掛け捨てで、保険料はできるだけ安く、必要な保障額をカバーできる」という自分の希望内容に、最もあう生命保険はこれだ!と気づくことができました。
結果的に、会社のグループ保険に加入し、ファイナンシャルプランナーが提案してくれた民間の保険には入らないという結論になったわけです。
無理に保険を契約させようとせず、「まずはすでに自分にある保障を確認して」というファイナンシャルプランナーのアドバイスがあったからこそ、出会えたのでした。
それ以外にも、幅広い話を聞くことができました。
- 共働きで同じくらい稼いでいても、夫が死んだ場合より、妻が死んだ場合のほうが、遺族年金は少ないという衝撃の事実(なんて時代遅れな法律…)
- がん保険は、医療の発達と入院状況に合わせて、内容が年々変わっている
- 実際にFPさんが入っている保険や、自信のFX投資のことまで(笑)
とても勉強になりました!
このときの面談の内容は、「保険マンモス」に、無料相談をしてみたに詳しくまとめています!
2社目:漠然とした不安はデータで解消! 【医療保険】
生命保険は決まったけど、医療保険についてはまだ迷っていました。
会社員は、高額療養費制度というものがあり、どれだけ医療費がかかっても自己負担額は月に最高でも数万~10万前後におさえられるのです(収入・健康保険組合によって最高負担額は変わる)
しかしそれは、健康保険の範囲内の診療のみという制限があります。
1社目の無料相談で、「がんになると、先進医療(最新技術で健康保険の範囲外)の治療を受ける人も多い」と聞きました。
と悩み、2社目の無料相談を受けることにしたのです。
2社目のファイナンシャルプランナーは、30代の若い男性。
この方が、保険の内容だけではなく、医師とも交流して治療の現状や病気についてものすごく詳しい方でした。
その方のお話は、本でも読んだことのない目からウロコの連続でした。
がんになった人が、どういうサイクルで入院・通院し、治療を受けることが多いか、説明してくれました。
話を聞いて、がんになっても入院しないと保険金がおりないタイプ、入院と入院の間が180日未満だと1回の入院とカウントされてしまう保険は、入るべきではないなと感じました。
他にも、様々な情報を得ることができました。
- 2020年から尿一滴&安価でがんを見つけられる、線虫がん検査が始まる。がんが発見されやすくなり、がん保険の内容も変わるかもしれない
- 先進医療を受けたくても、病院が限られているので受けられるとも限らない。
- 健康保険も先進医療も範囲外の、免疫治療というものもある。それには基本、貯金で備えるしかない
もらった情報を元に自分でさらに調べれば、より精度の高い情報を持つことができます。
きっかけをもらわないと、自分では決して知りえない情報でした!
3社目:投資や節税の知識もついた!【学資保険や個人年金】
生命保険と医療保険は、方針が決まりました。
では、子どもの学資や夫婦の老後資金はどうするか?
前の無料相談で、学資保険やドル建て保険のことも聞いて気になったので、3社目の無料相談を申し込みました。
30~40代の女性のファイナンシャルプランナーでした。
そう言って、米ドル建て保険の説明をしてくれました。
為替相場が変動したら返戻金が100%を切ることもあるのか、もしその会社が倒産したらどうなるのかなど、細かいところまで質問することができました。
そして、話は徐々に投資や節税にまで広がりました。
などなど、具体的なアドバイスをいただけました!
相談前、投資はNISAを始めるつもりで、iDeCoは全く頭になかったんです。
でも、具体的なiDeCoの仕組みや節税効果まで計算してもらえて、「iDeCoを始めよう!」と決意しました。
保険の無料相談のメリット・デメリット
3社の保険の無料相談で、ほぼ保険の知識ゼロのわたしが、確信をもって保険の方針を決め、さらに投資や節税について知識を得ることができました。
さらに「もっとお金の勉強をしよう!」と意欲が増し、さらに本を読んだり調べたりするようになりました。
これは大きなメリットです。
同時に気づいたのが、2社目の相談で聞いた「プロのお金の相談相手」の重要性です。
それまで、「高いお金を払ってプロに相談するのはお金がもったいない。独学で十分知識はつくはず。周りもそうしてるし」と思っていました。
でも、無料相談で実際にプロと話してみて
と考えが変わりました。
もちろん自分でも勉強しつつ、疑問をプロにぶつけることで、より精度の高い知識をつけていくことができます!
一方、無料相談のデメリットはというと…う~ん、特にありませんでした。
強いて言うなら、面談場所を自宅かカフェなどで選べる中、赤ちゃんがいるので自宅に来てもらったのですが、自宅に初対面の人をいれるのにやや抵抗があったことでしょうか。
「それなら外を選べば良いのに」という話なので、はい、デメリットになりませんね(笑)。
ネットの口コミで「相談日時がなかなか決まらなかった」「持病持ちだと言ったら、予約の時点で相談を断られた」というのは見かけました。
ファイナンシャルプランナーが少ない地域や、個人の病歴や健康状態によっては、そういうこともあるかもしれません。
もし、勧誘がしつこい会社だったらそれは大きなデメリットだったと思います。
会社選びがいかに大事か!ですね。
保険の無料相談ができる、おすすめの会社3選!
無料の保険相談ができる会社はたくさんありますが、中でも3つの会社を厳選しました!
選んだ基準は、以下の3つです。
- 強引な勧誘に対して明確な対応をしている
- 派遣するのが、自社社員ではなく独立したファイナンシャルプランナー
- 生命保険以外の、様々な保険について相談できる
私自身、強引な勧誘を警戒していたので、特にしつこい勧誘がない、あった場合はきちんと対処するとHPに明記している会社を選びました!
また、自社社員だとノルマがあって中立的な保険の提案をしてくれないと思うので、独立したファイナンシャルプランナーさんを派遣してくれるのも重要です。
子育て世代は特に、生命保険以外に学資保険なども気になるところだと思うので、様々な保険を相談できる会社をピックアップしました。
それでは、オススメの3社を発表します。
強引な勧誘を禁止するイエローカード制で安心! 保険マンモス
わたしが1社目で面談をしたのが保険マンモスです。
わたしが保険マンモスを選んだ一番の理由は、「強引な勧誘をするFPにペナルティを課すイエローカード制を導入していたから」です。
明確に対策をしていて、安心感を持てました。
面談の日程予約もスムースだったし、事前に保険の選び方について、分かりやすいマンガ冊子も送ってくれて、保険初心者にも優しいサービスだと思いました。
詳しい体験談は、「保険マンモス」に、無料相談をしてみたに書いてます!
子育て世帯に特に寄りそう! 保険の時間
保険の時間は、子育てマネーアドバイザー資格を保有するファイナンシャルプランナーが100%を誇ります。
「生命保険だけでなく、学資保険も含めたあらゆる保険」について、相談できるのも特徴です。
将来のライフプランのシミュレーションもしてもらえます。
公式HPに、「すでにお客様がベストな保険に入っている場合は、「そのままで大丈夫です」と言われる場合もあります」と記載されており、信頼が持てます。
また、所属する800名のファイナンシャルプランナーのうち、「生命保険・金融サービスで優れたサービス、商品知識のある方を認定しているMDRT(ファイナンシャル・プランナーの最高水準)を保有している」人が220名もいます。
大手が運営し、とことん利用者目線! 保険ゲート
保険ゲートは、あの大手通販会社「ディノス・セシール」が運営しています。
大手が運営しているのでとても安心感があります!
「万が一しつこい勧誘があった場合はご連絡ください」と公式HPに明記されており、無料で何度でも希望のFPに変えてもらえる、「FPチェンジ制度」を設けています。
とまで公式HPに記載されています! とても良心的!
お客さんのアンケート調査で、定期的にファイナンシャルプランナーを入れ替えており、質の高さをキープしています!
ホームページでは、他の相談会社と違い、「保険の選び方」「昔と今の保険の違い」「生命保険や医療保険の基礎知識」など、分かりやすく保険の知識が紹介されています。
保険の勉強としてホームページを見るだけでも、とても勉強になります!
無料相談の結果、わたしが決めた保険・マネーの方針まとめ
- 生命保険は会社のグループ保険に加入。子どもが増えたり、年齢を重ねると保険料を見直す予定
- 医療保険は加入せず、貯蓄で備える
- 学資保険は入らない。投資を検討
- 個人年金として、iDeCoを始める予定