赤ちゃん連れで飛行機に乗るのって、初めての時は特に不安ですよね…
でもコツをつかんだ今は、何一つ不安なく飛行機に乗れます。
実感として、赤ちゃんも飛行機に乗れば乗るほど慣れてくるようで、平然と機内で過ごしています。
我が家の息子のフライト歴
生後2か月:1時間10分のフライトデビュー!
生後4か月:1時間10分+1時間45分の国内線乗り継ぎ
生後5か月:1時間45分+1時間10分の国内線乗り継ぎ
生後5か月にして、すでに5回飛行機に乗っていますが、初回のフライトで少しぐずっただけで、その後のフライトはずっと起きている間もご機嫌です。
5回のフライト経験から、赤ちゃん連れ飛行機で、予約すべき座席や予約のオススメ方法、持ち物を紹介します!
赤ちゃんはいつから飛行機に乗れるの? 悪影響はない?
制度的には、「生後8日後」から赤ちゃんは国内線の飛行機に乗れます。
かなり早い印象ですね!
また、大体の国内線フライトは、LCCも含め、2歳未満は無料で乗れます。
(親と同じ席の場合・ひとりの親に2人以上の2歳未満の子どもがいる場合は無料は1人のみ)
息子は、生後2か月半で初めて飛行機デビューしました!
2か月と聞くと早い印象かもしれません。
わたしも、低月齢の子が飛行機環境に耐えられるか心配でいろいろ調べました。
例えば、
●機内はとても乾燥するけど、子どもの健康に悪影響はないか?
●機内の冷え込みが心配
●耳抜きができなくて、気圧の変化で泣く子もいるらしいし…
●密閉空間だから、風邪をひいてる人がいたらウイルス感染するんじゃないか
●泣きやまなくても途中下車できないし、周りへの迷惑が心配…
という不安がありました。
●機内の乾燥→国内線の3時間未満の短いフライトなら、乾燥だけで体調を崩すほどではない
●機内の冷え込み→おくるみを持ち込めばOK。でも実際は、子どもをずっと抱いている状態になるので、親が汗かくくらい暑い(笑)
●耳抜き→子どもによるのかもしれないけど、あまり必要なさそう。離陸後に授乳したり水を飲ませなくても、うちの子は大丈夫だった
●感染の心配→感染病が少ない時期&人が少ない平日昼間を選ぶ。個人的には、風邪がはやる冬には乗せたくないかも…
●泣く問題→事前に心理的負担の少ない&迷惑が少ない座席を選ぶのが超重要! 親の不安が子どもにも影響すると思う
そして、乗務員さんが赤ちゃん連れにとても慣れているので、折に触れ気を遣ってくださり、とても快適です!
美しくて心強いCAさんというサポーターがいる分、新幹線などより快適なのでは?と思いました。
また、「2か月とか、こんな小さな赤ちゃんが飛行機に乗るのは珍しいですか?」とCAさんに聞いたら
とおっしゃっていました。
2か月でも、珍しいほど早いということはなさそうです。
ほとんど寝ている時期なので、むしろ飛行機に乗りやすいとすらいえるかもしれません。
【旅行が決まったらまず】チケット予約。赤ちゃん連れにおすすめの座席や予約方法は?
飛行機の予約は、最もスムースなネット予約で
チケット予約は、ネット予約をオススメします。
電話予約で、飛行機内の施設や、疑問に思うことをいろいろ聞きながら予約する方が良いのではないかと思う方もいるかもしれませんが、それではものすごく時間がかかります。
最安値の時間や日にちを比較検討することも難しいし、支払いも手間がかかります。
機内の設備や赤ちゃん連れの家族に対する説明など、基本的なことは航空会社のホームページに書かれています。
それらを読んだ上で、ネット予約・座席指定をするほうが楽です。
赤ちゃんと飛行機に乗るとき、おすすめの座席は、最後列! その他は?
私が思う赤ちゃん連れにとっておすすめの席は、
「赤ちゃんが泣いても、周囲の人への迷惑が最小限・泣き止ませないといけないという心理的プレッシャーが和らぐ席」
です。
おむつ替えができるトイレが近いのも大事ですが、トイレが近い遠いの差は、せいぜい十数歩位なので、優先順位は2番目です。
個人的にオススメの席は、以下です。
① 1番後ろの席
②近くに幼児連れ・赤ちゃん連れの家族がいる席
③真ん中あたりの、オムツ替えシート付きのトイレのすぐ後ろの席
【例外】ANA国内線の場合は、ベビーベッド(バシネット)がある席
(※前方の席はオススメしません)
1番オススメは最後列の席です。
なぜなら、普通、席は前から埋まっていき、後方は空いていることが多いからです。
後方に人が座っていても、実はその人は航空会社の社員さんということも多いです。
お互い挨拶していたり、キャビンアテンダントさんと気軽に話している様子で、男性でもパイロットさんかな? 同じ会社の人なのだなとすぐにわかります。
2019.10/10 追記
羽田~高松間のANAのフライトで、最後列の自分たちの、前も横もナナメもすべてCAさんということがありました(笑)。
そのときは、当日のチェックイン手続き時に最後列への変更をお願いしました。
本当なら最後尾2列はすべてCAさん用に確保されていたのかもしれませんが、当日でも希望があれば搭乗客に振り分けてくれるというのが分かりました。
とても有難かったです! 華やかだった~♡
赤ちゃんが泣いてしまったときも、周りの人が航空会社の方だったら、味方がいるような気持ちになります!
また、1番後ろのトイレにも近いし、キャビンアテンダントさんが常駐しているので、何かと相談もしやすく、気にかけてくださいます。
ただ、最後方2列の席は、ネットでは座席指定できないことも多いです(すでに埋まっているかのように表示される)。
その場合、②の「近くに幼児連れ・赤ちゃん連れの家族がいる席」を座席指定し、あとで説明する航空会社への電話のとき、もしくは当日チェックイン時に、後方列への座席変更を相談してみましょう。
2番目にオススメな座席は、赤ちゃん・幼児連れの家族の近くの席です。
これなら、子供が騒いでしまっても「お互い様」という気持ちになって、プレッシャーが和らぎます。
ちなみにネット予約での座席指定で、すでに赤ちゃん・幼児の予約が入っている席は、子どもマークで表示されていることがあります。
(ANA ・ AIR DOの公式サイトはそうでした。下記のように表示されます)
なので、子連れの近くの席を指定するのは簡単です。
もし、ネット上の座席表に子どもマークがなかったら、子連れの予約がまだない、もしくはそのような表記をしていない場合があります。
その場合は、後で説明する、航空会社への電話のときに、聞いてみると良いと思います。
最後にオススメなのは、真ん中あたりのおむつ替えシートつきのトイレのすぐ後ろの席です。
●後方寄り&トイレ前で空いていることが多い
●トイレでおむつ替えしやすい
●前に人がいない(=迷惑を気にする人数が少ない)
●前に座席がない分、座った時にややスペースがある(足は伸ばせないけど)
●乗務員さんが作業しているエリアでもあるので乗務員さんに相談しやすい
以上のメリットがあります。
逆に、「子どもを抱えてすぐに降りれそう!」と思うかもしれませんが、前方席はオススメしません。
車いすの方やカラダが不自由な方が最前列優先ですし、前方は混みがちです。
赤ちゃんはのびのび寝られるし、親の負担も少なくなるので、試してみてはいかがでしょうか。
絶対にベビーベッドつきの席がいい!という場合は、ネット予約前に、「ANAあんしんご予約デスク」(0570-029-701 or 03-6741-8702)に電話確認しましょう。
2019.10/10 追記
ANAのベビーベッド予約の電話は、チケット予約後すぐ!!しましょう。
わたしは、すぐの電話を忘れてしまったことが2回ありました。
搭乗の2週間前の電話、搭乗当日のカウンターで、それぞれベビーベッドを頼んだことがありましたが、どちらも時遅しで予約できませんでした。
●すでに、赤ちゃん連れでないお客さんがその席を予約していまっている。
●席とベッドは空いているのだけど、同じ列の席を予約している搭乗客に、チェックイン時、「赤ちゃんベッドを使う人がいるので、スペースが少し狭くなる」という説明をして了承をもらわなければいけないが、すでにその人たちがチェックインしてしまっていて説明できないため、ベッドを使えない。
というのが、それぞれの理由でした。
席とベッドが空いていれば当日でも予約できる、というわけではないんですね。
すぐ電話でキープ!が鉄則です(反省)
ネット予約後、航空会社に電話するのがオススメ!
チケット予約後、できればすぐ、航空会社に電話するのがオススメです!
実は、最前列2と最後列2列は、何かあったときの場合に備えて、直前まで開放されていないことが多いです。
なので、電話をしてもすぐ最後方の席に変更できるわけではありませんが、こちらの希望を記録して、当日チェックインのときに空いていれば座席変更する、という事前手続きをしてくれたりします。
こうすれば、当日座席変更のことを忘れていても、航空会社のほうで一番後ろの席に(大体)振り替えてもらえるというわけです!
また、公式サイトを見ても分からなかったことは、すべて電話で聞いておきましょう。
例えば、
●チェックインの時にベビーカーを預けた場合、搭乗口まで使えるベビーカーを貸してもらえるか?
●(搭乗口までベビーカーを借りれる場合)首が座ってない赤ちゃんでも大丈夫なベビーカーか?
●機内に授乳スペースはあるか?
●ミルク用のお湯は機内でもらえるのか?
●オムツはトイレのごみ箱に捨てられるか?
●離乳食はあるか?
●オムツは用意されているか?
などなど。
丁寧に答えていただけるので、事前に不安なことはしっかり聞いておきましょう!
ちなみにわたしの経験上、以下のことが多いです。
●搭乗直前まで使えるベビーカーの貸し出しは、ANA/AIR DO/FDAはあった(国内ならほぼすべての航空会社で用意があると思う)
●乗り換え時や到着時のベビーカーも、用意してもらえた
●機内に授乳スペースはないので、授乳するなら授乳ケープを使って座席ですることになる。
●オムツはANAやJALは用意があるが、念のため持ち込むべし。
●ミルク用のお湯はもらえる、
●オムツ台はCAさんによるセットが必要なこともあるので、おむつ替えのときは声をかける
【旅行前日まで】赤ちゃん連れのフライトで、必要なものは?
預け入れ手荷物(チェックイン時に渡すものの)と機内持ち込みするもの、事前に分けて荷造りしましょう。
●おむつポーチ(おむつ・おしりふき・防水シート)
●ガーゼハンカチ
●ポケットティッシュ
●おくるみ(薄手の大判コットンタオル。エイデンアンドアネイがオススメ)
●抱っこひも(できれば、ハンモックのようになるスリングのほうがよく寝てくれる)
●予備のよだれかけと赤ちゃんの着替え1点ずつ(吐き戻しに備えて)
●ゴミ袋(使用済みティッシュやオムツを入れる)
●音の出ない、あやすおもちゃ(機内でおもちゃのプレゼントや絵本の貸し出しがあることも)
(母乳の場合)
●授乳ケープ
(ミルクの場合)
●ほ乳瓶
●粉ミルク(小分けボックスにいれてor個包装がオススメ)
ANAの国内線で、オムツはMとLサイズは用意があるようですが、念のためオムツを2つは持ち込んでおくほうが安心です。
ミルク用のお湯は、ほぼ機内でもらえることが多いので、ボトルに入れたお湯は機内では必要ありません。
完母の人は、赤ちゃんの耳抜き用にほ乳瓶で白湯を与えたほうがいいか迷うかもしれませんが、わたしの経験上、席での授乳で間に合います。
さらに、短いフライト時間でも、赤ちゃんの吐き戻しやオムツ漏れはありうるので、着替え&よだれかけは1点は持ち込んでおきましょう。
機内は冷房で寒いこともあるので、体温調節ができるおくるみは必須です。
ブランケットも貸してもらえますが、厚手で暑すぎたり、肌触りが赤ちゃんの気に入らないことがあるので、薄手のおくるみを持ち込みましょう。
おくるみ・授乳ケープ・タオル・空港専用のベビーカーのカバーとして、旅行で大活躍します!
普段の生活でもすごく使えるので、これを機に購入しておくのをオススメします。デザインも豊富でおしゃれです(^^)
●ベビーカー
●チャイルドシート(小児運賃を支払って赤ちゃん分の席を確保している場合、機内持ち込みも検討できる)
●機内持ち込み以外の赤ちゃんの荷物
ベビーカーは、機内持ち込み可能サイズにおさまるものなら、機内に持ち込めます。
しかし、その分ほかの持ち込める手荷物の数が減るし、専用ベビーカーを搭乗口まで貸し出してもらえるので、預けたほうがいいと思います。
チャイルドシート・ベビーシートも無料で預けられます。
例えばLCCで、預け入れ手荷物が1つまでと制限があっても、ベビーカー・チャイルドシートは個数にカウントされずに必ず預けられるので、嬉しいですね!
以上、赤ちゃん連れフライトの、チケット予約~旅行前日までの流れを紹介しました!
旅行当日〜搭乗〜到着後までの流れ、知っておくと役立つこともまとめてます。
新幹線に赤ちゃん連れ・ベビーカーで乗る場合は、狙うべき席が決まっています。
予約の仕方、実際に乗ってみた感想もこちらでまとめています!
移動や旅行が多いアクティブ派にオススメのベビーカーは、ベビーシートとベビーカーが一体化した「トラベルシステム」です!
いかに0歳児との外出がラクになるか、デメリットはあるかなど、誰よりも詳しく書きました!