大雪山のひとつ、旭岳は、日本で1番早く紅葉を楽しめるスポットとしても有名です。
例年、9月中旬~下旬に紅葉が見ごろを迎えると言われています。
さらに旭岳は、標高1600メートル地点までロープウェーで登ることができ、子連れやベビーカーや車いすの方でも地上とは違う絶景を楽しむことができます!
旭岳の紅葉の最盛期は?
混雑具合、料金は?
ベビーカーや車いすでも登れる?
実際に登ってみた経験から、詳しく説明します!
旭岳の紅葉、9月中旬の状況は?
旭岳は、毎年8月下旬から紅葉がスタートし、9月中旬から下旬には見頃を迎えると言われています。
2019年9月中旬、実際に登ってみたときの紅葉の状況はこちら!
天候の関係で、例年より少し紅葉が遅れると言われる年なら、9月中旬にようやく紅葉が始まる感じです。
旭岳ロープウェイの料金は?赤ちゃんやベビーカーのお金はかかる?
紅葉シーズンは、大人1人往復2900円です!
未就学児は大人1人につき1人まで無料です。
それ以上の人数の場合は、小児料金1450円がかかります。
また、地上の山麓駅の駐車料金は、1日500円です。
入口に係員の方がいて、入場するときに支払います。
しかし、ロープウェイ駅駐車場のすぐ手前の「旭岳ビジターセンター」の駐車場は、無料です。
ちなみに、ベビーカーにお金はかかりませんでした。
旭岳ロープウェイは、ベビーカーや車いすでも乗れる?
結論から先に言うと、ベビーカーや車いすで旭岳ロープウェーに乗ることができます!
私もその点不安だったので、駐車場に着いた時点で、係員さんに聞いたら「大丈夫ですよ!」と笑顔で答えてくださりました。
ロープウェイも、60人くらい乗れそうなほど広々としていました。
また、私たちのほかに、実際にベビーカーや車いすで登っていらっしゃる方を見かけました。
到着した姿見駅のロッジの下に、このようにベビーカーを置けます。
特に車いすの方は、係員さんが手伝ったり、応援されているのを見かけて、温かい気持ちになりました!
また、幼児連れの登山客も何組か見かけました(外国人含む)。
紅葉シーズン、旭岳ロープウェイの混雑状況は?
紅葉時期は、どうしても人が多く混雑しがちです。大型観光バスが何台も押し寄せます。
早朝もしくは平日の午後おそめが狙いめです。
私たちは、人が少なそうな平日の午後2時ごろを狙いましたが、観光バスとバッティングしてしまったために、結構人が多かったです。
逆に、午後3時半ごろだと、上りのロープウェイはガラガラでした。
下りは、最終便が6時なので、3時半以降から少しずつ混みだすように感じました。
外国人観光客も、中国・欧米ともに多かったです。
なので、紅葉シーズンは、休日に赤ちゃん連れで行くのは避けた方が良いと思います。
授乳室や、おむつ替えスペースはある?
授乳室は、山麓駅・姿見駅、どちらの駅にもありませんでした。
しかし、どちらの駅にも、フリースペースがあるので、授乳ケープなどを持参すれば、授乳はできます。
姿見駅は、登山客の休憩場所としてフリースペースは座れない位混んでいますが、姿見駅を降りてすぐ、大雪山の写真展示がされている部屋はほぼ無人で、ベンチの数も多かったので、その場所は狙い目です。
車いす用のトイレは、山麓駅(地上)にも姿見駅(山)にもあり、姿見駅はおむつ替えスペースがありました!
絶景!ロープウェーを使って旭岳に赤ちゃん連れで登ってみた経験談
わたしたちは、2019年9月に、4ヶ月の息子を乗せて、ベビーカーで旭岳ロープウェイに乗りました。
標高1100メートルの山麓駅から、標高1600メートルの姿見駅まで、乗車時間は、わずか10分。
ぐんぐん景色が変わっていき、地上からは想像もできないような、雄大な自然を見下ろすことができます。
標高1600メートルの姿見駅の気温は、9月中旬・快晴の日で、9度。
紅葉は始まったばかり、ところどころ色づいているだけでしたが、青空とのコントラストがとても綺麗で感動しました!
新婚旅行で行った、ヨーロッパの雄大な山脈の景色を思い出しました!日本じゃないみたいな景色です。
姿見駅からは階段やガタガタ道なので、ベビーカーや車いすは使えません。
赤ちゃんは抱っこして歩くことになります!抱っこ紐をお忘れなく。
姿見駅のテラスの下に、ベビーカーや車いすを置くことができました。
歩いて約15分の、第一展望台まで歩きました。
第一展望台からの景色は、360度素晴らしかったです!
紅葉した植物、ピンク、赤、黄色、茶色など七色の山肌、煙立つ火山の上記、雲の合間から降り注ぐ日の光…。
もう何度も、大雪山を登っていると言う、登山好きそうなご夫婦に話しかけられました。
6月や冬のシーズンも素晴らしい景色だとオススメされました。
「赤ちゃん連れの人って見かけますか?」と聞くと「たまに見かけるよ!登山用リュックにと一緒に子供を背負っていたり、お父さんが抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこして歩いていたり」と言われました。
赤ちゃん連れで、旭岳登山や散策を楽しんでいる人は少なくないようです。
わたしも、赤ちゃん連れでロープウェイは難しいかな…と思っていましたが、駅のすぐ近くに駐車できる、係員さんが慣れている、登山客の方も子連れに優しい、ということで、赤ちゃん連れで美しい旭岳を楽しむことができました!
旅行好き・育休中にプチ移住したい人にオススメのベビーカーは、ベビーシートとベビーカーが一体化した「トラベルシステム」です。
アクティブファミリーに、いかにトラベルシステムが便利か、使いづらさも含めて正直な感想をまとめました!
北海道で最も有名な観光スポットのひとつ、「ファーム富田」は、ファミリーフレンドリーな施設でした!
授乳室はなんと、「ファーム富田」全体を見渡せる特等席です!