この記事では、joieのトラベルシステムを購入し、1年間使ったわたしが、後悔していることを、詳しく紹介しています。
その気持ち、すごく分かります。
だからこそ、「1年前、トラベルシステムを買う前のわたしなら絶対知りたかった!」と思う情報を詰め込みました!
結論から言うと、わたしはこう思っています。
- トラベルシステム自体は、本当に便利で最高だった!
- ただ、向いている人と向いていない人は分かれると思う。
- わたしが買ったタイプは、使いづらいところがあり、オススメしない。
- 買うお店も間違えた。
- 今買うなら、joieの別のトラベルシステムを、とあるオンラインショップで買う。
この記事では、以下の内容を詳しく書いています。
- トラベルシステムが向いている人・向いていない人
- デメリットを差し引いてもあまりある、トラベルシステムの良いところ5つ
- トラベルシステムで、いかに赤ちゃんとの外出がラクになるかを詳しく
- 隠れたメリットは、家での寝かしつけにも使えること!
- 買って後悔していること6つ
ベビーカーは、決して安くない買い物ですし、次の子どもにも使う場合、数年以上も長期使用することもあります。
ベビーカーの選び方が、長期にわたって、ライフスタイルに影響を与えるといっても過言ではありません!
さらに、常に10~20%オフでトラベルシステムを購入できる超おトクなお店の情報も紹介します!
トラベルシステムとは?
トラベルシステムとは、ベビーカー、ベビーシート(チャイルドシートの赤ちゃん版)、バウンサー、ベビーチェア、キャリーと、大体5wayで使える多機能型のベビーカーセットのことです。
ベビーシートを、外食先でイスの上にのせて、ベビーチェアとして使うとこんな感じです。
わたしが実際に1年使ったトラベルシステムは、イギリスのブランドjoi(ジョイー)の一番軽い「エアトラベルシステム」(軽量ベビーカーAire&ベビーシートJuvaの組み合わせ)です。
わたしが使用しているjoieの軽量ベビーカーAire&ベビーシートJuvaの組み合わせは、2万8000円程度。
他ブランドを合わせても、トラベルシステムの中でも最安値レベルだと思います。
ちなみに、トラベルシステムは、ベビーカーとベビーシートがそれぞれ選べたりします。
例えばjoieだと…
トラベルシステム用のベビーカーは約6種類
トラベルシステム用のベビーシートは、JuvaとGemmmの2種類
つまり、joieだけでも、トラベルシステムのパターンは12種類以上も!
ライフスタイルや予算に合わせて、どのベビーカーとベビーシートの組み合わせにするか選ぶことになります。
12種類以上の中から選ぶのは大変だと思うかもしれませんが、タイプを分かりやすく分けて提案してくれるおすすめのショップがあります。
しかもそのショップはセット割が多く、どこよりも安く買えることが多いです!
トラベルシステムが向いている人・向いていない人
実際に使ってみて、以下のような人には「ベビーカーは、トラベルシステムがオススメ!」だと感じています。
- 妊娠前から、外食やカフェが好き
- 妊娠前から、旅行や遠出が好き
- 産後や里帰り中に、車(タクシーを除く)に乗る機会がある
- 車での買い出しは、基本的に赤ちゃんと一緒
- 赤ちゃんと、カフェやレストランに行きたい
- 赤ちゃんと、旅行したい
- 育休中、プチ移住を検討している
- 外出時だけでなく、家でも役立つベビーカーに興味がある
- 何通りにも使える、おトクアイテムが好き
- 赤ちゃんの寝かしつけに苦労している
3つ以上あてはまる方は、トラベルシステムが向いているのではないでしょうか?
逆に、「トラベルシステムが向いていない」「ベビーカーとベビーシート(チャイルドシート)は別々に買ったほうがいい」のは、以下のような人です。
- インドア派。ずっとおうちにいたい
- チャイルドシートは、6歳までずっと使えるものがいい
- チャイルドシートは、がっしり大きくて安定感のあるものがいい
- 車に頻繁に乗るので、チャイルドシートは車につけっぱなしにしておきたい
- ベビーカーは、スマートなデザインにこだわりたい
- 荷物を大量に乗せられるベビーカーがいい
こちらのほうがたくさん当てはまる人は、ベビーカーはトラベルシステムでないほうが、後悔しないはずです!
トラベルシステムで、感動したこと5つ
トラベルシステムで後悔したポイントの前に、まず、良かったところ、感動したことを紹介します!
①赤ちゃんが泣かない、起きないので、とにかく外出がラクすぎる
とにかく、赤ちゃん連れの外出が楽!!なんです。
以下にラクかというわたしの実感を、分かりやすく表してくれている画像を見つけました!
(画像をクリックすると、トラベルシステムについて詳しく説明しているサイトに飛びます)
- 運転中に寝てしまった赤ちゃんを起こさずに、ベビーシートごと、ベビーカーに移せる
- 外食先で、ベビーシートをイスやソファの上に置いて、どこでも一緒に座れる
- ベビーシートがあれば、首や腰がすわっていない赤ちゃんも外出しやすい
- ベビーカーだと入りづらいお店も、ベビーシートで入れる
- もしぐずっても、ベビーシートをバウンサーのように揺らせるのでそのまま寝かしつけができる
車→ベビーカー、ベビーカー→外食先のイスの上、などの移動が、とても楽なんです。
ベビーシートごと赤ちゃんを移動させられるので、赤ちゃんが寝ていても、起こさずに移動できます。
寝ている赤ちゃんを起こしてしまうと、ぐずって不機嫌になったりと一気に大変になりますよね。
でも、トラベルシステムがあれば、寝ているときは寝たまま、ご機嫌なときはご機嫌なまま、赤ちゃんのペースに合わせてママもいろんな場所に行けるんです!
②ベビーチェアとして大活躍するので、赤ちゃんと外食しやすい
買うときは、まったく予想もしてなかった良い効果がこれ。
車やベビーカーから、赤ちゃんごとベビーシートを取りはずし、そのままレストランのイスの上にポン。
大抵そのまま、赤ちゃんはずーーーーーっとおとなしくしています。
赤ちゃんの顔を見ながら、ゆっくり食事やおしゃべりを楽しめるんです。
気づいたら、赤ちゃんが寝ていたりも(笑)。
普通は、ベビーカーでレストランに行くと、テーブルのイスを1つはずして、ベビーカーごとそのまま置きますよね。
でも、お店によっては、ベビーカーをそのまま設置するのが、スペース的に難しかったりもします。
でも、ベビーシートをイスの上に置くだけなら、大人がイスに座るのと変わりません。
また、まだ腰が据わらない赤ちゃんと外食するとき、赤ちゃんを抱っこひもやスリングで抱っこしながら食事することが多いと思います。
もしくはイスやソファの上に赤ちゃんを寝ころばせる。
でも、抱っこしながらだとすごく食べづらいし、大人がもぞもぞ動くので赤ちゃんがすぐ起きてしまいます。
イスの上に寝かせるのも、寝心地がよくなくて赤ちゃんがぐずりやすいです。
熱いソースや通りかかった人のツバがかかりやすいのでは…という心配もあります。
ベビーシートはその点、赤ちゃんが快適&安全です。
また、ぐずってもベビーシートをちょっと押せばゆりかごのように揺れるので、寝かしつけも簡単にできちゃいます。
生後半年の息子をベビーシートごとイスの上に置いて、両親含めて、ミシュラン一つ星のフレンチでランチをしたことがありました。
そのとき、いつも食事中はおとなしく見ている息子が、珍しく寝ぐずりを始めました。
すぐベビーシートごとレストラン内の待合室に移動し、ベビーシートを床に置いてゆらゆら揺らしました。
すると息子は、1分で爆睡。
そのままベビーシートごとまた席にもどり、すやすや寝る息子を眺めながら、ランチを続けました(笑)。
わたしは、トラベルシステムのベビーシートのおかげで、息子がご機嫌なまま外食することに慣れていたのですが、他の人には魔法のように見えたそうです!
それくらい、赤ちゃんとの外食がとってもラク!です。
③バウンサーとしても使えば、寝ぐずりが激しくてもすっと寝てくれる
ベビーシートは、おうちでもバウンサーとして大活躍しました。
joieのベビーシートの底は、ゆりかごのようなカーブを描いているため、ちょっと押すだけでゆりかごのように揺れます。
そのため、寝ぐずりで泣く赤ちゃんをベビーシートに置いてゆっくり揺らすと、心地よさそうにあっという間に寝てしまうことが多いです。
また、joieのトラベルシステムのベビーシート「juva」は、長いひものようなものがついています。
ひもをちょっと引っ張るだけでシートが揺れるので、片手で別のことをしながら、片手でひもを引っ張って寝かしつけ、なんてこともできました(笑)。
車で外出する前に、家でベビーシートに息子をのせて揺らして寝かしつけ、寝たらそのまま車に乗せて快適ドライブ、ということもよくしていました。
バウンサーとベビーシートが一体型になっているというのは、車ユーザーに本当に便利です。
④360度赤ちゃんをカバーし、雨・風・直射日光・ウイルスから赤ちゃんを守れる
ベビーシートをセッティングした状態のベビーカーだと、日よけカバーがほぼスキマなく赤ちゃんをカバーしてくれます。
ちょっとした雨から赤ちゃんを守ってくれるし、冷たい風もほぼ360度シャットダウン、直射日光が顔に当たる心配もほとんどありません。
でも、個人的に一番安心だと思うのは、ウイルスから少しでも赤ちゃんを守れること。
もちろん、完全にウイルスを防げるわけではありませが、例えば誰かのくしゃみの飛沫が赤ちゃんの顔に飛んでくるのを防ぐことはできます。
スーパーや駅、空港など、人混みが多い場所に行かなければならないときは、必ずベビーシート×ベビーカーの組み合わせで赤ちゃんをガードしています。
逆に、ベビーシートをセットせずベビーカー単体で使うと、赤ちゃんの視界が広がります。
風通しがよく、顔周り部分がネットになっているので、赤ちゃんは寝ころびながらきょろきょろ周りを見渡せます。
お散歩のときは視界が開けるベビーカー単体で、赤ちゃんを保護したいときはベビーシートとセットで完全防備、という使い分けができるのも、トラベルシステムのいいところです!
⑤ネットですぐ買える&組み立てはたったの10分だから、買いやすい
わたしは、アマゾンで注文し、翌々日には届きました。
組み立ては夫がしてくれたのですが、特に力もいらず、10分もかからないうちに組み立てられたと言っていました。
トラベルシステムは普通のベビーカーより組み立てが難しく思えるかもしれませんが、使い始めるまでのハードルが、実はとっても低いです。
後悔していること6つ
わたしが、joieの「エアトラベルシステム」(軽量ベビーカーAire&ベビーシートJuvaの組み合わせ)を買って、「不便だなぁ」と感じたこと、「別のタイプにすればよかった」と思うことを詳しく紹介します!
①車に乗るたびに、ベビーシートの取り付け・取り外しが必要
おうちの中でも、ベビーチェア・バウンサーとして使用するなら、ベビーシートは車に乗るたびに、取り付けたり取り外したりしなければいけません。
わたしは最初、古い車を使っていて、シートベルトが短かったこともあり、ベビーシートのとりつけが一苦労でした。
「専用のベビーシートを買って、ずっと車に取り付けっぱなしのほうが楽かも?」と思いました。
でも、新しい車に変わると、シートベルトが十分長くなったので、あっけないほど取り付けが簡単になりました。
専用のベースも購入すれば、ベビーシートはワンタッチでセッティングできるようになり、かなり取り付けが簡単になります。
「とにかくラクしたい!」という方は、ベースも合わせて購入するのがオススメです(joieのもので、15000~20000円くらいです)
②チャイルドシートとしては、1歳半ごろまでしか使えない
わたしが使用しているjoieのトラベルシステムのベビーシート「juva」は新生児~13キロまでしか使えません。
他社のトラベルシステムも、大体同じような感じです。
チャイルドシートは6歳まで設置が義務付けられているので、1歳半すぎを目安にチャイルドシートに買い替えなければいけません。
③赤ちゃんと向き合える対面式にならないベビーカーもある
わたしが使用しているjoieの軽量ベビーカーAireは、両対面式ではありません。
ベビーカー単体で使用するときは、背面型にしかならないんです。
ベビーシートを取り付けた場合は対面式になりますが、日よけをずらしても赤ちゃんの顔しか見えません。
これくらいしか顔が見えません(笑)
今、わたしが買うなら、軽量ベビーカーAireより1万円ほど高いけど、ベビーカー単体でも対面式にできる両対面式ベビーカーMirus(ミルス)を選びます!
両対面式がいい方は、「ベビーシートをつけたら対面式になるから、ベビーカー単体は両対面式じゃなくてもいいや」と思わず、ベビーカーだけで両対面式になるものを選ぶべき!
対面したときの赤ちゃんの視界の広さが全然違いますから、満足度も変わります。
わたしの経験から断言できます(笑)。
④荷物カゴが使いづらい
これも、わたしが使っているjoieの軽量ベビーカーAireの場合です。
ベビーカーの下側に、荷物かごがついていますが、とっても物が入れづらい!です。
ボタンの開閉がとても扱いづらく、間口も小さめです。
横からみると、間口が狭いのがわかるでしょうか。
基本的に、ベビーカーの持ち手に100均のS字フックをつけ、そこにトートバッグをかけて荷物を入れています。
お水や調味料など重いものを買ったときや、脱いだコートを入れたりするときだけ、荷物入れを使います。
joieだと、軽量コンパクト&ハイシートベビーカーTourist(ツーリスト)が、ボタンの開閉もなくぱっと荷物を入れられて、かつ容量も大きいのが良さそうです。
⑤タイヤが小さく、段差に弱い
これも、わたしが使っているjoieの軽量ベビーカーAireのみの特徴です。
平坦な道では、走行性にまったく問題はないのですが、段差に弱い!
横断歩道を渡り切って歩道に入ろうとする、ちょっとした段差にもひっかかって、うまく乗り上げられないことがあります。
そのたびに、押し手に力を入れて前輪を浮かせる手間がかかります。
もう少し値段の高い、しっかりしたタイプのベビーカーなら大丈夫だと思うので、そこは使いやすさと財布の相談ですね。
わたしの使っているjoieのベビーカーAireは、お手頃価格のjoieの中でも一番安いものなので、もう少しお金を出せば走行性もよかったはず(笑)。
joieの「LitetRax」というタイプなら、タイヤがしっかりとしていて、曲がりやすさも抜群です。
2020年発売予定の「LitetRax4」は、三輪ベビーカーの曲がりやすさと、四輪ベビーカーの走行性を兼ね備えた注目のモデルです!
⑥タイヤのロックをしづらくなってきた
これも、わたしの使うjoieの軽量ベビーカーAireの場合。
1年使ったからこそ分かったのですが、ワンタッチ式のタイヤのロックが、だんだん固くなってきます。
足で踏み込まず、わざわざかがんで手で押し込んでロックするようになりました…。
初期は、足でワンタッチでちゃんとロックできていたんですけどね。
そこで、販売元に保証内で修理できないか聞いてみました。
するとなんと、あっという間に交換部品が送られてきたのです!
ベビーカーは長く使うからこそ、保証期間が長く、対応がしっかりしているショップで買うことが重要だなと痛感しました。
お店の対応については、以下の記事に詳しく書いています。
joieのトラベルシステムベビーカー、おすすめのショップは?
トラベルシステムのベビーカーは、各社から出ていますが、わたしが使用しているJoie(ジョイー)のトラベルシステムベビーカーが、一番お安いです。
そして、joieのトラベルシステム型のベビーカーはいくつか種類があり、値段も機能も異なります。
先ほど、トラベルシステムで後悔していることをいくつかあげましたが、それはわたしの使う軽量ベビーカーAire(joieの中でも一番安いベビーカー)のデメリットであることがほとんど。
他のjoieのベビーカーを選べば、より快適に使うことができます!
では、joieのトラベルシステムを買うのに、おすすめのショップはどこか?
joieのトラベルシステムは、アマゾン・楽天・Yahoo!ショッピング・アカチャンホンポなどの各ベビー用品販売店でも買えます。
でもどうせなら、一番安く買えて、品数が豊富なショップでじっくり選んで買いたいですよね。
そこで、「どのお店で買えば、一番後悔しない買い方ができるのか?」というのを徹底的に調べました!
そのお店については、詳しく以下の記事で紹介しています。