出産祝いでタオルはいらない、喜ばれない。
こう聞くと、驚く人もいるのではないでしょうか。
わたしは、2回出産し、2回出産祝いをもらいましたが「やっぱり、タオルはいらない…」と実感しました。
その理由はズバリ、
- 出産祝いでもらうタオルの95%は、新生児育児では使いづらい
- もうすでにタオルを持っているのに、余計なタオルをもらうと、保管しにくい
からです。
どういうことか、この記事で詳しく紹介しますね。
また、わたしが実際に、タオルの代わりに出産祝いでもらって、とっても役に立ったものも紹介します。
先に、タオルのかわりに喜ばれる出産祝いを知りたい方はこちら(同じ記事内で、該当箇所にジャンプします)
出産祝いで「いらない!」と思われるタオル3つと、その理由
①バスタオルはいらない!
高級感もあって選ばれやすいバスタオル、実は出産祝いでもらっても嬉しくありません。
大きなタオルは、赤ちゃんの全身を包み込んで、素早く体をふくのにとても重宝するのですが、「普通のバスタオルでは小さい」ことがほとんどなのです。
育児で使えるのは、やや薄手の超大判タオルなのです。
しかも、赤ちゃんはすぐ大きくなります。2カ月で2倍の体重になります。
ますます、普通のバスタオルでは足りないのです。
さらに、厚手でふかふかのバスタオルだと、赤ちゃんの首や脇、股などをしっかり拭けず、ますます使いづらい…。
そして、バスタオルはとってもかさばるし、場所をとります。
最近は「バスタオルを全部すてました」「バスタオルは1枚も持っていません」という家庭も少なくありません。
かさばるし、なかなか乾かないから、家族全員、お風呂上りもフェイスタオルで済ませています、というおうちは多いです。
そんな家庭に、いきなりバスタオルを送っても、喜ばれないのです。
②ハンドタオルはいらない!
持ち歩きしやすいハンドタオル、「育児に必須だから、喜ばれるのでは?」と思うかもしれません。
しかし、赤ちゃんによく使うのは、ハンドタオルではなくガーゼタオルです。
ハンドタオルだと、赤ちゃんの肌にはガサガサしすぎるので、肌当たりが優しく吸収力も抜群のガーゼタオルしか、赤ちゃんには使いません。
しかもガーゼは、大量に何枚も必要なので、出産前にすでに購入している家庭がほとんどです。
ということで、ハンドタオルを出産祝いで送っても、使われないことがほとんどです。
③フェイスタオルもいらない!
「バスタオルもハンドタオルもだめ、でも一番汎用性の高いフェイスタオルなら?」と思う方がいるかもしれません。
でも、フェイスタオルも、もらっても微妙なのです…。
出産祝いと言えば、「赤ちゃんのためのもの」もしくは「ママのためのもの」を選びますよね。
でも、赤ちゃんにフェイスタオルを使う機会はないし、ママにフェイスタオル!と言われてもぴんときませんよね…。
また、保管しやすいように、フェイスタオルはすべて同じブランドや同じ柄・厚さのものでそろえている家庭も少なくありません。
そんな中、いきなりタイプの違うフェイスタオルを送られたら?
お祝いやお中元などで「タオル」というのは昔から定番かもしれませんが、最近の20-30代の家庭にはマッチしない贈り物だと思います!
タオルの代わりに、もらって嬉しい出産祝いはこれ!
それでは、出産祝いでタオルの代わりにもらって嬉しいものは?
それは、エイデン&アネイのおくるみ(モスリン、ガーゼタオル)です!
わたしは1人目を出産したとき、義母から。このエイデンアンドアネイのおくるみ4枚セットを出産祝いとしてもらいました。
毎日毎日、4枚フル活用でした!
外出時は、ベビーカーにかけて2枚使いしたり…。
このおくるみは、薄くて持ち運びもしやすく、サイズも1×1m以上と大きいため、用途がとっても幅広いんです。
- 春夏の赤ちゃんのかけ布団
- ベッドカバー
- 授乳のとき、赤ちゃんの頭の下に敷いて高さを調整
- 外出時の授乳ケープ
- ベビーカーのカバーや日よけ
- おくるみ
- 電動バウンサーのシーツとして
- ベビーシートやベビーカーで、寝てしまった赤ちゃんの首が傾きすぎないように首横に挟む
今ちょっと思いつくだけでも、これだけいろんなシーンで活躍します。
しかも、毎日使って、何度も洗濯していますが、洗うほどにやわらかい風合いになっていき、色落ちもせず、かなり長く使えます。
もらう側が嬉しいのはもちろん、エイデンアンドアネイのおくるみは、送る側にも選びやすくていいアイテムなのです。
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- 色柄が豊富。シンプル、スタイリッシュ、キュート、北欧風、ディズニーと幅広いので、送る相手にぴったりのデザインを選べる
- 1枚入りで約2,000円、2枚入りで約4,000円、4枚入りで約6,000円なので、予算に合わせて枚数を選べる
- かわいいボックス入りで、包装しなくてもプレゼントにぴったり
- アマゾンや楽天で購入できて便利
- 翌日配送もできるので、すぐ送らないといけないときに助かる
冬生まれの子には、同じエイデンアンドアネイの、おくるみではなくやや厚手のブランケットもいいかもしれません。
タオルの代わりにぜひ、エイデンアンドアネイのおくるみを出産祝いとして贈ってみてください。
きっと喜ばれると思います!
その他に、もらって嬉しい出産祝いを知りたい方は、出産祝いでもらって嬉しいもの4選という記事もぜひ読んでみてください。
その他、出産祝いでいらないもの3選【体験談】
タオル以外に、「選ばれがちだけど、実はいらない・使えない出産祝い」を、3つ紹介します!
①ベビーソープやベビースキンケアアイテム
実はベビーソープやベビースキンケア、わたしが独身時代に、出産祝いとして一番多く選んだものです(汗)。
例えば、ドイツの有名なオーガニックブランドの、髪も全身も洗えるベビーソープ(約4000円)。
友人にあげたら「ありがとう!」と喜ばれましたが、3か月後おうちに遊びに行ったら、透明の包装袋に入ったまま、棚に飾られていました…
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また、姉の出産祝いでは、国産のオーガニックブランドのベビースキンケアセットをプレゼントしました。
そしたら、自分が出産して、姉から育児おさがりセットが届いたとき、わたしがあげたベビースキンケアセットが、新品のまま入っていました…
どんなママにも安心して使ってもらえるだろうと、原材料にこだわったお高めのオーガニック製品を選んでいたのに…
赤ちゃんは想像以上に肌荒れしやすく、使えるベビーソープやスキンケアがすごく限られるんです。
乳児湿疹や何らかの肌荒れは、赤ちゃんの約9割に表れるといいます。
しかも、一度治ったら終わりではなく、何度も湿疹が出て治ってを繰り返すことが多いです。
(うちの息子もそうでした…)
「跡が残ったらどうしよう」
「なんとか、乳児湿疹を治したい!」
ママは血眼になって、情報収集します。
そこで、オーガニックブランドのベビーソープやスキンケアが、赤ちゃんの肌荒れに効くという情報は、ほぼ出てこない!
肌に良いはずのオーガニックベビー製品のほとんどに、「肌に、湿疹や傷などの異常があるときは使用しないでください」と書いてあるんですよ!!
唯一「脂漏性湿疹や、おむつかぶれなど、荒れた赤ちゃんの肌に使える」とうたっているのはFam’s Baby
(ファムズベビー)だけでした。
このファムズベビーは、濃密泡でしっかり浸透して、「湿疹やかぶれに効果大!」と口コミ評価も高いです。
しかもママの肌荒れにも使えるらしくて、親子で使う人が多いとか。
結局、肌が荒れやすい赤ちゃんに使うのは、このような、肌荒れにも効果が高い高機能のものか、皮膚科医に処方された保湿剤か、ドラッグストアのシンプル設計のスキンケアです。
姉にあげて自分にブーメランのように戻ってきたオーガニックベビースキンケアセットも、当然のように「湿疹のときは使わないで」と書かれていました。
オーガニックなオレンジの精油の香りも、使うママ側になると「余計な香り、いらないから!」と心から思いました。
うちも乳児湿疹を繰り返し、ついには石けんなしのお湯洗い&小児科で処方された保湿剤で良くなりました。
ベビーソープやベビースキンケアアイテムは、母親でも選ぶのが難しい、というのが実感です。
②銀のスプーンやファーストシューズ(ハイブランド)
ヨーロッパでは、子どもの誕生や洗礼のときに「銀のスプーン」をプレゼントする習慣があるそうです。
富や繁栄、幸せを願う意味がこめられているそうで、とても素敵ですね。
特にティファニーのシルバースプーンは、憧れブランドだし、高級感もあってとてもおしゃれなお祝いに思えます。
でも、銀のスプーンはもらっても使うことがない=場所をとるだけです。
せいぜい、インスタに1度アップして、お役目は終わりです。
ファーストシューズも同じです。
ファーストシューズは、まだ歩けない赤ちゃんが靴に慣れるための室内履き。
でも実際は、室内で慣れるためだけに専用の靴を履かせる人なんてほぼいません。
銀のスプーンと同じく、ファーストシューズも使うことがない=場所をとるだけ。
エルメスのファーストシューズは1万5千円もするのに、使われずにメルカリ行きは悲しいですよね…。
ハイブランドでおしゃれに見えても、もらう側が使えることはほぼないので、別の実用的なものを送るほうがいいです。
③赤ちゃんの服(特に、サイズ50)
赤ちゃんの服は、友人や兄弟、地域のイベントで、すでにお下がりをたくさんもらっていることが多いです。
第2子以降だと、上の子のお下がりもありますしね。
なので、わざわざ新品の服を出産祝いでもらっても、活躍の場が意外と少ないんです。
特に、「産まれてすぐ使えるように」という50~60サイズは、人によっては全く使えないorほぼ使えない場合があります。
3400g以上で生まれると、最初から50は使えないです。
赤ちゃんの成長スピードはものすごいので、50はあっという間にサイズアウトしてしまいます…。
さらに、季節が暖かい春~夏生まれの場合、服は着ずに肌着だけで過ごすことも多いので、ますます服の出番は少なくなります。
また、服の好みも人それぞれです。
相手の好みを完璧に理解できている自信があるなら良いですが、もしかしたら相手の好みでない服を選んでしまう可能性もあります。
赤ちゃんの服選びは、ママの大きなお楽しみのひとつ・エンターテインメントでもあるので、服選びの楽しみはママに託して、出産祝いは実用品に徹するのもありだと思います。